原付二種バイクをボアアップして軽二輪車登録する

50ccの原付一種(台形白ナンバー)を80ccの原付二種(台形黄色ナンバー)にする手続きは HONDA ape で経験済みだったのですが、125ccの原付二種(台形ピンクナンバー)をボアアップして140ccの軽二輪(通常の四角いナンバー)として登録する手続きを行ったので、その記録も兼ねてやり方をご紹介します。

なお車両や地域などによっては、ここで紹介する手続きとは異なる内容になる場合があり得ます。実際にご自分で実行される際には、関係各所に確認をとって自己責任でお願いします。

Italkitによる車両の140cc化

Italkitの140cc化パーツ一式をpjmeにて購入して輸入。
シリンダ、ピストン、ヘッド、インマニ、リードバルブバルブ(VForce3)、34mmキャブ、エアフィルターを変更。
その他細かい関連パーツも更新。

変更自体は普段のピストン交換と同じ工程なので簡単だが、キャブのセッティングを出すのにジェットやニードルを輸入して交換して・・・を繰り返したので時間がかかった。

スプロケットも純正より高速寄りに変更。
RS140のステッカーも業者依頼で作成し、車体側面にペタリ。

法的手続きとか

地味に面倒だったのは、元々原付二種だった車両を軽二輪として登録してナンバープレートを取得するステップ。
役所相手なので平日動く必要があり、念入りに準備しておき、有休取って一日で終わらせたった。

主なステップ
・車両フレームの車体番号の石摺、エンジン改造時の写真(シリンダ径、行程の計測)などを準備
・市役所市民税課(宮崎市の場合)にて原付二種ナンバー廃車手続き(廃車証明取得)
・廃車証明書と自作の改造申請書、写真などを持参し、陸運局にて届出書類作成
・陸運局でお墨付きもらった書類持って軽自動車協会へ行き、軽自動車税の手続き
・ナンバー発行、受け取り(同時に自賠責保険も加入)
・ナンバー確定後、任意保険や車両保険などの諸手続き

●手続きのポイント1
陸運局で届け出する際、色々面倒なのは避けたかったので、この記事添付のURLにあるような自作の裏付け資料と写真(印刷物)を持参。写真は、車両全景、交換後シリンダの径を計測している写真、ピストン行程を計測している写真(ピストン下死点時のシリンダ内縦寸法)を添付した(返却されなかった)。

●手続きのポイント2
申請や保険関係は、面倒がらずに関係各所に事前に質問、ネゴしておき、事情を説明した担当者名を控えておく。
かなりマイナーな手続きなので、当日窓口でいきなり話を切り出しても時間がかかる。
また、必要不要にかかわらず、関係する書類(メール文面や写真の印刷物も)は全てカバンに入れて手続きに行くこと。
事前に関係する窓口に電話して「何を持参すれば良いか」を聞いておけば問題なし。指示通りに必要な紙を差し出せば話しが進む、というのが役所なのでww

陸運局では、次のような用紙の記入を指示された(他にもあったかもしれないし、地域や時期によって違う場合もあると思う)。
要は、「ほんとに125cc以上の排気量になってるの?」「改造車両になるので申請者の責任でちゃんとやれよ」「役所は面倒見ないし責任も持たんぞ」という手続き。実車無しの書類上の手続きなので、まあそんなもんだよね。

検査対象外軽自動車連絡書(軽自動車協会宛)
保安基準関係の理由書

面倒だし税金も上がるしネタにしかならないけど、RS125の車体で高速走りたい一心で頑張った。

是非他のRSオーナーにも挑戦してみてもらいたいです。高速道路で全開にする気持ちよさは格別ですよ!ww
↓下から提出書類の雛形を見られます。参考までに。

Googleドキュメントへ

 

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