RS125のRAVEバルブは元々電動(rpm連動の電磁ソレノイド駆動)なのですが、海外のショップを見ていると排気圧を使用した非電動(圧力式)RAVEバルブが色々と出てます。
個人的に、8,000rpm手前の7,500rpmあたりからRAVEバルブを開けたいという欲求(RAVEバルブが開くほんの少し手前にトルクの谷があり、トップギアで加速しているとそこに落ち込んでRAVE作動域まで回転が上げられなくなるという現象をなんとかしたい)があったのですが、それを実現するには制御コンピュータ自体を社外品に交換してフルカスタマイズ可能にするZeetronicsのカスタムCDI(ハイエンド向けでクソ高い)か、CDIに頼らない圧力式RAVEバルブにするしか手がありませんでした。
しかしそういった圧力式RAVEバルブも、大体はCDI制御と同じ8,000rpm以上で動作するよう設計されているため、自分の目的には合致しません。
ある程度調整ができるモデルもあるのですがその幅が狭く、そこそこの値段のパーツを海外から輸入せざるをえない関係上、チューニング幅が自分の目的には足りなかった時のリスクを考えると手を出し渋っておりました。
が、先日スペインやベルギーのショップのWebサイトで、こういう新しいモデルのRAVEバルブが出ているのを知りまして。
https://www.robynracing.be/shop/aprilia/sx-125/engine-sx-125/adjustable-pneumatic-powervalve/
Adjustable pneumatic powervalve, fits the ITALKIT 125cc kit and 140cc kit and the POLINI 156 kit. Adjustable between 6.000 – 8.500 RPM, on 9 different positions. Seperate parts also available. Easy maintenance.
正に自分が求めていた製品かも!
CDIに連動しない圧力式のRAVEバルブで、上部のダイヤルを回すことにより6,000~8,500rpmで反応タイミングを変えられるらしい。
7,000~8,000付近で谷を打ち消せるRAVEタイミングを試行錯誤できるなら是非欲しい!と思ったのですが、どこのショップもヨーロッパ圏内しか配送していない模様・・・。
そのうち日本へも配送できる有名どころのショップにも出てきてくれるのを、首の長くして待ってます。
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