NDフィルタは必須!
動画を扱っている方には釈迦に説法になるのですが、やはり GoPro のようなアクションカメラでも、NDフィルタを使用してきちんとシャッタースピードを管理しておいたほうが良い映像になります。
もちろん映像の使い方によるのですが、自分は最終出力を FullHD 30fps とすることが多いので素材も 30fps で撮るようにしており、GoProも例外ではありません。
30fpsとする場合、映像の質感を揃えるためにシャッタースピードを1/60などにする訳なのですが、GoProは常時絞り開放の状態なので、ISOを最低の100にしてもまず間違いなく屋外では露出オーバーになります。
で、GoPro Hero8 を購入するにあたってAmazon等でHero8用のNDフィルタを色々物色したのですが、メディアモジュール(MediaMod)と同時使用できる製品がほとんどありませんでした。
Amazonを諦めてeBayなど海外も含めて探してみたところ、QKOO というメーカーがレンズ表面に装着するという独創的な(仕組み自体は大昔からあったが、最近のGoPro関連グッズではあまり見なかった)構造のNDフィルタを販売していることが分かりました。
さらに海外ユーザのレビュー動画も確認できたので、早速メーカー公式サイトから注文しました。
メーカーサイト(PayPal決済で直接購入・輸入可能)
Multi-layer Coating Neutral Density ND8/16/32/64 Filter for Gopro Hero 8 Black Sport Action Camera
届いたのが左のようなフィルタセット。
妙に大きなフィルタケースがなんとも謎。装着用のパーツはフィルタ1つあたり2つづつ付属(邪魔になるので写真では写っていない)。
ケースは邪魔なので、後日適当なケース(CFポーチあたりが流用できそう?)にまとめるつもりデス。
フィルタ自体は、アルミ素材のちょっと洒落たシャンパンゴールド風なフレームに完全に埋め込まれています。
なぜゴールドなのかは謎。一般的にカメラのフィルターってマットブラックやシルバーが多い印象なのですけどね。
装着
装着と取り扱いは予想以上に簡単でした。
NDフィルタは ND8 / ND16 / ND32 / ND64 の4種類があるけれど、背面の磁石の仕組みは共通なので状況に合わせて必要なフィルタにペチッと交換するだけでOK。
マグネットの強度
マグネット自体は小さいけれど強力みたいで、普通に扱う分にはまず外れません。とはいえGoPro本体を持ち上げる程のパワーは無かったので、ガンガンGがかかるようなシチュエーションでは無理だと思われます。
自分が想定しているバイク用ヘルメット固定など、正面から風を受けるくらいなら全然余裕かな・・・、でも高速では無理だろうな・・・、という印象。
ウィークポイントとしてはこのマグネットの部分だと思うので、もしこの構造は不安だという場合は、カメラ用フィルタをネジ固定できるアルミフレームなどをおすすめします。
ただ、メディアモジュールの利用を予定している場合、その構造上こういったレンズに貼り付けるようなフィルタが一番手っ取り早いと思います。
まとめ
- GoPro Hero8 Black 用でメディアモジュールとの併用が可能なフィルタキットは、多分現時点(2020/05頃)ではこれだけ。
- 値段は約5,000~6,000円するが、フィルタ4枚分と考えるとリーズナブル。
- 固定は磁石式なので、カメラにかかるGや風の強さは制限される。
今後メディアモジュールに対応したカメラ用フィルタフレームとかが発売されたら、そちらも試してみたいと思います。
なお、この記事を書いている時に同じような理由でこのフィルタにたどり着いた人のレビュー動画も見つけたので、参考までに。
USのAmazonでは黒いタイプのフィルタも出てるみたいですね・・・。
この動画の6分付近でNDフィルタの効果を分かりやすくデモンストレーションしてくれているので、NDフィルタを使う理由が分からない!という方も是非見てみてください。
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GopPro8に関するNDフィルターを探してたどり着きました。メディアモジュールを装着したまま使えるものは未だに発売されず、結局GoPro9が発売。
こちらはNDフィルターが付けれるが・・・全て買い換える必要が・・・
GoPro8民は切り捨てられたのか。
正直、GoProが嫌いになりました。
価値有る記事を執筆いただきありがとうございました。